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キンクロハジロの行方

キンクロハジロの行方

清水船越堤公園
自然の地形を生かし、約10万平方メートルと広い公園。近くだったら毎日通うな。
昨年冬に訪れたとき、そう広くない池に100羽もの冬鳥がやって来ていた。

今回も渡ってきていた。
キンクロハジロの行方
キンクロハジロ(金黒羽白) 潜水ガモ カモ目カモ科
食物  貝、エビ、水生昆虫、小魚、水草など
水中に潜って餌を捕るため、水かきが大きく、また脚が体の後方に付いている。
泳ぎは得意だが、陸上を歩くのは苦手。

私の好きな水鳥。
シックにオシャレな白黒ツートンカラーで、後頭部のハネが特徴のオス。褐色で地味なメス。
ざっと数えて100羽弱。

キンクロハジロの行方
この池には水上東屋があり、池の中央近くに行ける。
なんと、キンクロハジロが東屋前に集まってゆく。(top写真)
親子が餌をあげている・・・

キンクロハジロの行方
女子学生がスナックをあげている。
15分いる間に3組が餌付け。
・・・毎日毎日どれだけ貰っているんだろう。

冬は、餌不足なので、餌台にミカンや種など用意して『鳥の観察を楽しむ』シーズン。
(餌を用意するのは、冬の間だけ!ヒヨドリ、メジロ、スズメなどがやってきます。)
しかし、スナック餌付けとなっている水鳥は・・・
彼らの健康&水かきが退化しないこと、を祈るのだった。。



ぜひ一度ご一読を!
「鳥インフルエンザと水鳥への給餌中止について」日本野鳥の会
http://www.wbsj.org/nature/infection/influenza/081224.html

1.野鳥への給餌についての基本的な認識
(1)野生動物はペットではない
(2)絶滅のおそれがある場合には有効
(3)教育目的ではその後のステップが必要
環境教育の目的で、間近に野鳥の採食行動を見る手段として給餌を行う場合、野生動物の本来の生態を理解するための最初のステップと位置づけ、その後の道筋を用意しておくことが必要です。給餌によって野生動物と人の距離が縮まることは、観察が容易になる上に楽しいことでもありますが、給餌自体が目的とならないよう気をつけなければなりません。
(4)衛生管理と季節の限定、給餌量の制限が基本
(5)食害の防除では注意が必要
2.給餌が引き起こす問題
(1)環境負荷の増大(2)栄養の偏り (3)野鳥の生態をゆがめる (4)事故や密猟の増加
(5)感染症のリスク拡大(6)ペット化の進行(7)食害の増大



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2010年02月02日 Posted byゆいまーる at 17:03 │Comments(5)自然

この記事へのコメント
お邪魔します

渡り鳥さんだったんですね・・・。
そして、エサをあげるのも、
もっと注意深くしてあげなければ
いけなかったんですね・・・。
猛省いたします・・・。
Posted by ももそらももそら at 2010年02月02日 17:34
さっきニュースで奈良の天然記念物の鹿たちが
人間の餌付けの影響もあって年々減っていると放送していました。
鹿が人間の食べ物の味を覚えてしまって
その臭いのついたビニールなどの包装紙までも食べてしまい
お腹にたまってしまって栄養不足でなくなるケースも・・・
野鳥と奈良公園の鹿はちょっと違うかもしれないけど、
凄くタイムリーなニュースでした。
後で子供たちにも伝えよう。
Posted by N company haha at 2010年02月02日 18:50
野鳥に餌をやることには、
いろいろと問題があるのですね!

これまで深く考えたことも無かったですが、
きっと餌を上げている人達も、決して良いことでは無い
と知れば、考え直すでしょうけれど。。。

立て札でもして、野鳥の生態について教えてもらえると、
みんなが関心を持ち、本当の“愛鳥”の意味が理解できる
んですがねぇ。
Posted by よいっぱり at 2010年02月02日 23:11
最近聞かなくなったけど・・・
矢が刺さった渡り鳥とか・・・よくあったね。
うちのアパート近所にもカモが増えたような気が・・・
でも、彼らは小川で餌探しして楽しんでる模様。
小学校のプールで泳いだりもしているけど。

うんうん。野生の法則壊したらいけないんだよね。
人間って時々大きな勘違いをして、それが大きな負のスパイラルを引き起こすよね。気をつけないとだね。
動物園の動物が月曜日にお腹壊しちゃうってのも納得できるし。月曜日お休みにするっていうのも理解できる。

うちのピーちゃんは保護された鳥ですから。(^^)v
1日3食(野菜、ご飯、パン、フルーツ)そして砂浴びできないけれど・・・毎日最低1回全身水浴び、人生謳歌してまっせ。彼女・・・(笑)


Candy
Posted by Candy at 2010年02月03日 11:14
ももそらさま

はい。冬にやって来る渡り鳥です。

餌やりは、池のコイにあげるように、一般化しているのかもしれません。
白鳥にパンの耳をあげるニュースがあったりするし。
軽い気持で。また、『餌付け』しているとも気がつかないかと思います。
分別つかない、こども(動物)が知らないヒトにお菓子を貰って食べてたら嫌ですよね。。
(ちと違うか?)スナックが主食になってしまったら・・・
「私だけなら」「私も」なヒトが集まって膨大な数になるのですよね。
コメントありがとうございます。




N company hahaさま

そうですね。
野生動物との線引きが失われてしまいました。ペット化・・
そうさせてしまった原因は、すべて人間側ですね。
ゴミをぽいぽい捨てて、それ(レジ袋)が海を漂い、ウミガメがクラゲと勘違いして食べて亡くなるなど、生態系に悪影響を与えています。
そこに気がつくとこからまず始まるのかな。
こどもたちに伝えてください〜。




よいっぱりさま

はい。
今までなかったか気になるところですが、看板があればみんな認識してくれますよね。
『船越堤ガイド』の池の紹介には、「鳥やコイにエサをあげられます」と
書かれています・・・
本当の自然とのつきあい方は、これから始まるのかもしれません。




Candyさま

そうですね。
私たちが学ばねばならないことはたくさんありますね。
お互いの幸せ、みんなの幸せのためにも!
Posted by ゆいまーるゆいまーる at 2010年02月03日 17:41
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