紅花染め

由比生涯学習交流館主催「草木染め教室」
第6回「紅花染め」最終回を行いました。
春、サクラが舞うような、軽やかなシフォンのストール♪
それぞれの絞りと、お好みの染まり具合でオリジナルの逸品の出来上がりです。

そのうちの、赤色で染めました。
←まず、水溶性である黄の色素を水にさらしてぬきます。
時間をかけて何度も繰り返します。
黄がなくなったところで、水をアルカリ性に変え、
赤の色素を取り出して、染めます。
一度の軽い染めではやわらかな桃色。染め重ねると「紅」に。
ご参加してくださったみなさま
一年間ありがとうございました。
「キッチンでできる草木染め」を
お気軽に楽しんでくださいね。
一年間ありがとうございました。
「キッチンでできる草木染め」を
お気軽に楽しんでくださいね。
また、5月からの「草木染め年間講座」参加募集を致します。
近いうちにお知らせしますので、ご覧くださいませ。
タグ :ワークショップ
2009年03月22日 Posted by ゆいまーる at 11:32 │Comments(6) │work
紫根染め

今日は、由比生涯学習交流館主催の「草木染め年間講座」を行いました。
第5回は、「紫根染め」—自然の恵みで染める—

レッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されている。栽培も難しい。
高さ30~70センチ、直径5~6ミリの小さな白い五弁花を咲かせる。
(初夏〜夏)一見平凡だが、ムラサキはその根を使う。
それには独特の臭気があり、古来、染料として用いられ、それで染まる
色を「紫色」と称するのであり、植物名が色名に転じた。
生薬「シコン」、日本薬局方に収録されて、抗炎症作用、創傷治癒の
促進作用、殺菌作用などがあり、紫雲膏などの漢方に配合される。
淡く品のある色にしたかったのですが、
ちょっと淡すぎと反省。
シフォンなので、絞りが見えにくい。
次回は最終回。紅花染め。
宿題があります。お渡ししたストールに絞りを施してきてくださいね。
みなさん、お忘れなく!最後にお揃いになると良いなあ・・

ご参加のたびんちゅさん
(富士宮で有機農業「つぐみ」)から、
スペシャルプレゼント!
みなさんに干し芋のお裾分けです。
サプライズにみなさん大喜び♪
美味しい。瞬く間にペロリ!
これなら、どこへでも出せますよ。
御馳走さまでした。
以下、ムラサキ色について 続きを読む
2009年01月17日 Posted by ゆいまーる at 18:50 │Comments(2) │work
桜の紅葉染め
今日は、由比生涯学習交流館主催の「草木染め年間講座」を行いました。
第4回は、「桜の紅葉染め」—自然の恵みで染める—
遠くまでもみじ狩りに出かけなくても、近くにキレイな紅葉があります!
裏返しになった落ち葉をひっくり返してみたり、どこから落ちてきたかとあたりを散策
するのも秋ならではの楽しみ。気に入った落ち葉を飾ったり、移りゆく様子を眺めたり、
押し葉にしたりと、心ゆくまで味わいましょう。
落ち葉を拾うと、同じ葉でも表情が1枚1枚ちがう。柿の葉は赤や黄色、緑色が入り、
複雑な表情をみせる。陰になり光合成できなかった部分は赤くならず、黄色のまま。
穴があったり破れていたりしても、それぞれ不二の美しさ♪
その、桜の紅葉落葉を拾って染料を作ります。
そして媒染は「みょうばん」と「おはぐろ」。
好きな方をチョイスします。
さて、どちらがどちらでしょう。
そして媒染は「みょうばん」と「おはぐろ」。
好きな方をチョイスします。
さて、どちらがどちらでしょう。
『作り方』
酢500cc、古釘500g、水500ccを
水が半分になるまで煮詰める。
1週間~10日放置し、古釘をこして出来上がり。簡単です。
この黒をご覧戴いて、どちらか 見当がつきましたね?
オレンジ色が「みょうばん」 濃茶色が「おはぐろ」です。
同じ染料でも、媒染を変えると
こんなにも色が変化するのです!
今回はシルクのスカーフに、針と糸で絞りを施していただきました。
みなさんとっても素敵に仕上がっています♪
今回より講座にご参加くださった かっちゃん、
また後日、絞りの補習を致しましょうね。
みなさんと桜えびランチと洒落こみました。
昨日夕は桜えびの漁が出た日!今朝、競りがあったのです。
なんと10/30に解禁となってまだ3日目!!
なんてラッキーなのでしょう〜。
美味しいプリプリ桜えびさん、ありがとう。
そして、素敵なみなさんとご一緒に
楽しい時間を過ごすことが出来て、私は幸せ者!
みなさん、大好きです。本当にありがとうございます。
また次回お会いするのが待ち遠しい。
どうぞその時まで、おかわりなきように♪
以下、美しい紅葉の条件と落葉について 続きを読む
2008年11月15日 Posted by ゆいまーる at 16:28 │Comments(9) │work
LOFT+森林・環境フェア+港界隈ほろ酔いツアー
せわしい・・・
昨日、朝一でLOFTに出かけて、
MARUMIRUさん・B-Marketさんの 「ぬくもりの別珍展」を拝見しに出かける。




福田の別珍素敵すぎます!
このバックもとっても魅力的。グリーンのストール欲しいと思ったのですが、同時にいらしたお客様(至極常連さんらしい)が、どちらもご購入されました。私は、写真の茶のポーチを戴きました。触り心地が極上です♪グッドデザインしずおか文化賞を受賞した、MARUMIRUの下駄が並んできます!おめでとう♪黒塗り、幅広別珍も素敵だなあ。
LOFTの品あるスタッフさんは、以前MARUMIRUさんの桐の下駄を発注した時のことを覚えていらして、「ゆいまーるさん」とお声掛けくださいました。なんて素晴らしい記憶力!そして、的確なアドバイス!そのプロフェッショナルに感心感動脱帽です。
「ぬくもりの別珍展」は11/17まで開催。
続きを読む
昨日、朝一でLOFTに出かけて、
MARUMIRUさん・B-Marketさんの 「ぬくもりの別珍展」を拝見しに出かける。
福田の別珍素敵すぎます!
このバックもとっても魅力的。グリーンのストール欲しいと思ったのですが、同時にいらしたお客様(至極常連さんらしい)が、どちらもご購入されました。私は、写真の茶のポーチを戴きました。触り心地が極上です♪グッドデザインしずおか文化賞を受賞した、MARUMIRUの下駄が並んできます!おめでとう♪黒塗り、幅広別珍も素敵だなあ。
LOFTの品あるスタッフさんは、以前MARUMIRUさんの桐の下駄を発注した時のことを覚えていらして、「ゆいまーるさん」とお声掛けくださいました。なんて素晴らしい記憶力!そして、的確なアドバイス!そのプロフェッショナルに感心感動脱帽です。
「ぬくもりの別珍展」は11/17まで開催。
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2008年11月15日 Posted by ゆいまーる at 06:40 │Comments(2) │報告
藍染め
前回「藍の生葉染め」ではフレッシュな葉で空色に。
今回は、おなじみ藍色に染める「 藍 染 め 」
藍染め
日本では室町時代から普及しはじめ、阿波(徳島県)を中心に発展、江戸時代には染色業の代名詞
となるほど盛んになったが、明治初期からインド藍の大量輸入や、化学染料の普及の影響で生産量
は激減して産業としては衰退。だが、自然な魅力は捨てがたく、趣味で楽しむ人は多い。
本来ならば、スクモ・木灰汁・フスマ(麩)・石灰を合わせ発酵させたものを使いたいのですが
畑が極小化、量が満たないため見送り。染料店のインド藍濃縮染液、簡単なものを使用しました。

と
天日に乾燥させた葉
そして今回より、針と糸で絞りを施します。
基本的な説明をして、早速取りかかっていただきました。
各々デザインを考えながらの、針と糸の仕事ですので
とっても時間がかかります。

それ以降もまた大忙しの作業でした。
絞りに凝られるとその分、絞りを解く
ことも人一倍大変!(笑)
時間がないながらも、
素敵な作品の出来上がり。
みなさん、MY手ぬぐいの仕上がりにご満足の様子でした♪
やっぱり藍はいいですねえ。Japan Blue!!
次回は11月、「桜」です♪
桜えびランチもお楽しみに。
今度こそ、みなさんお揃いになりますよう。
ご参加のザジさん、たびんちゅさん、けめさん、ブログにご紹介ありがとうございます!
以下、藍染めのしくみ 続きを読む
2008年09月21日 Posted by ゆいまーる at 15:44 │Comments(2) │work
旧五十嵐邸「げんきクラブ」
「げんきクラブ」(小学生対象)の
七日間のうち、一日を担当させて戴いた。
会場は旧五十嵐邸。
大好きな建築なので、
大変光栄で 嬉しい♪
テーマは『野菜を知る!』
昨年と内容は同じだが少々アレンジを加える。
それぞれの野菜の旬をご存知ですか?
年間を通じてスーパーには同じ野菜が並ぶ・・
大人だって難しい。
同じトマトでも、旬でなければ栄養価も下がる。
野菜のどこを食べる?低学年には難問です。
大きな地球を使ってフードマイレージも。
地産地消に身土不二。食料自給率を上げよう♪
みんなお手伝いをしているのか、正解率が高い。
しかし、大人も悩む、野菜のおなかもある。
見る・触る・嗅ぐ・味わう・聞く・五感を使って、
野菜を○ごと感じて楽しもう!
午前に活躍した玉ねぎでバンダナを染める。
モノづくりはみんな没頭!
媒染での色の変化に声が上がる。
出来上がりはtop写真の通り。
それぞれ素敵なバンダナが仕上がりました。
旧五十嵐邸スタッフのみなさんがご用意してくださった、
本物の「ところてん」。
目にも舌にも美味しい♪
黄色いハンカチがはためく、お庭を拝見しながら戴く
至福の時。
でも、こどもたちには人気なし。
・味がない・難しいなぁ ・・とのこと。
君たち、あと20年後にこの味がわかるようになるからね。
とっても、贅沢なんだけどな。
旧五十嵐邸でできるなんて、幸せなことなんだよ。
生涯良い思い出になるね。
スタッフのみなさん、いつもありがとうございます。
子どもたちもありがとう!
夏休み、たくさんの体験・発見で
ぐんぐん成長してね!
来年また会えるのを楽しみにしています♪
玉ねぎの染料に浮かぶ セルフポートレート
2008年08月02日 Posted by ゆいまーる at 11:09 │Comments(6) │work
藍の生葉染め
今日は、由比町中央公民館主催の「草木染め年間講座」を行いました。
第2回は、「藍の生葉染め」—火も薬品も使わない 自然にやさしい 草木染め—

葉は虫食いの跡が藍色になります。
虫さされには、生葉を揉んで患部に塗ると効果有り!
春に種まきをし、愛らしかった芽が立派に成長しました。
藍染めと同じ藍の葉を使いますが、生葉染めはシンプル。
新鮮な「アイと水」だけあればいいのです。

晴れた日ほど酸素やオゾンの量が多く、より深く染まる。
梅雨明けした今日は、絶好の「染め日和」♪
各自、絹のストールに思い思いの絞りをほどこし、
真夏の澄んだ青空にとけ込むような空色 に染まりました。
初回お休みの3名のうち、2名がご参加。そして新しくメンバーが増えました。
夏しか染められない期間限定の草木染め。
旬のストールをまとい、野に山に街に出かけてくださいね。
次回は9月「藍染め」。今度こそ全員お揃いになるといいな。
町民文化祭に、みなさんの作品を展示するのも楽しみです♪
noraさん ザジさん けめさん たびんちゅさん がブログに掲載してくださいました。
ありがとうございます♪
みなさんのまわりに、アイが溢れますように。
2008年07月19日 Posted by ゆいまーる at 16:46 │Comments(11) │work
草木染め講座1
今日は、由比町中央公民館主催の草木染め年間講座第1回を行いました。
初回だけあり、自己紹介や公民館Sさんの一席!で盛り上がり、開始が遅れました。

外皮は大抵捨てますよね。それで素敵な草木染めが出来上がります!
煮出した液は茶色、布を入れても茶色。それが媒染(定着・発色)で大変身です。
本当に、どれも素晴らしい仕上がりです。毎回感想とともに発表していただくのです
が、時間が押して割愛しました。また、玉ねぎ以外にも、暮らしの中で身近な染めの
材料はたくさんあるのです。それは次回にお知らせしましょう♪
―自然の恵みで染める―キッチンで、安心・簡単気軽に をうたい文句にしています
ように、媒染剤等、口に入っても安全なものを使います。
台所(排水)は海への入口です。川→海、めぐりめぐって私たちの元へ還ってきます。
私たちが自然を戴いて、他の生物に負荷を与えては、いずれそれは尽きるでしょう。
自然を活かし「来た時よりも美しく」いつも心がけたいものです。
eしずおかのブロガーさんには4名もご参加いただきました!感激です。
noraさん・ザジさん・たびんちゅさんがブログにupしてくださいました。
第1回を欠席の3名さん、次回の始めにおさらいをします。ご安心を。
次回は7月「藍の生葉染め」です。現在、藍は順調に成長しています。
無事に大きくなるよう、祈っていてくださいね♪
2008年05月17日 Posted by ゆいまーる at 22:21 │Comments(9) │work
草木染め*講座案内


黄と赤の色素を併せ持つ花。
まず水にさらし、黄の色素をぬく。時間をかけて何度も。
黄がなくなったところで、赤の色素を取り出し、染める。
一度の軽い染めではやわらかな桃色。染め重ねると「紅」に。
絹の光沢のある生地・押さえた生地、また綿では発色が違う。
(写真で色の再現は難しい。)
「草木染め」は 一期一会
その時出会った色と同じ色は出せない。
植物の生育条件、季節、水、染料抽出および染色時間、媒染液、
染め手の状態等、天文学的な条件が折り重なります。
また、人の数ほどの染め方があります。
だからこそ、二度と表現できないそのときの色を大切にしたい。
自然の中にある隠れた色 思いがけない色の発見
自然からの色の出現に、胸が高鳴ります。
職人のように厳しく難しくすることなしに、それを楽しみませんか。
自然を戴くのですから、自然をいかし、自然に負荷をかけない方法で。
キッチンで料理をしながら、簡単に染めができるのです。
草木染めは褪せてゆく それが自然
染めた色が淡くなったなら、絞りをほどこし、重ね染めしてみましょう。
新たな出会いや発見がありますよ。
そして、私は染めの専門家ではありません。
自然案内人が、魅力的な草木染めの世界へ ご招待いたします。
続きを読む
2008年03月25日 Posted by ゆいまーる at 11:16 │Comments(6) │work
紅花染め

「紅花染め」を行いました。
きれいな桃色に染まりました♪
ご報告は後日。
来年度の「草木染め 年間講座」の募集とともにいたします。
お楽しみに♪
2008年03月15日 Posted by ゆいまーる at 12:41 │Comments(3) │work
アイがうまれた

いのちの誕生。藍染に使う「アイ」です。 タデ科 東南アジア原産
昨年の種取り後、そのままにしておきました。
そろそろ種まきかなと見ると、既にこぼれ種から芽が出ています!

草木染め講座で使うので
畑とプランターとで多めに育てています。
夏には藍の生葉染めを楽しめるのですよ♪
今年もきっと綺麗に染まることでしょう。
アイが育ってゆく経過もお楽しみに。
「アイを育てる」ってステキでしょ !? 意味もなく リフレイン。
2008年03月13日 Posted by ゆいまーる at 22:44 │Comments(0) │自然
給茶スポット!

水筒マークの「給茶スポット」。
マイボトルに詰めてくれるのかな。
店主に尋ねるとそのとおり。全国で150件中、県内は16件。
うち、静岡市内2件。街中ではこちらの小山園さんのみ。
保健所に行くことや数々の手間で、茶所ながら出遅れている。

「茶こし付ティーポットボトル」もありますね♪
マイボトルを取り出し、「給茶お願いします♪」



見事な手さばき。むは〜〜プロのお茶は美味しい〜♪
で、美味しい煎茶リーフティのお値段、なんと100円!安すぎる〜(店舗により異なる)
私のボトルには別のティが入っていたのですが、洗ってくださいました。感謝。
茶所静岡では毎食後に煎茶を戴く。(みなさんのところはどうですか?)
消費量が多いと思いきや世代が変わり、リーフからペットボトルに。
全国のお茶流通の約7割を支える静岡。
お茶に携わるみなさん、静岡茶商工業協同組合、応援してますよ〜。


静岡市葵区呉服町2-8-18
TEL:0120-118-580
創業1865年!老舗なのですね。
eco memo
茶殻は掃除に撒いてゴミ吸着or肥料。干して消臭に。飲まずに古くなったら草木染めor茶香炉に。